週末の馬と海豚

競馬とフロンターレを愛する雑記

【フロンターレ観戦記】2019/2/23 vsFC東京(ホーム)

こんにちわ、umantaleです。

土曜日は川崎フロンターレの開幕戦がホーム等々力で開催されました。

平成最後の多摩川クラシコは、初めてのカイマクラシコということでしたね。

今年から、長年のSGゾーンを卒業して、S指定でシーズンチケットを確保したので奥さんと娘と予想以上の強風の中、観戦に行ってきました。

 

S指定席からの観戦、下層の席では何度かあったのですが、今年は上層の席で、その中でも割と上の方だったので俯瞰して見る形で、面白かったです。

試合中にどういう陣形で、どこでどうハメようとしているのか、色々な思惑を観察するには見やすかったですね。半面、Gゾーンが遠くなったので声援やコールの盛り上がりはイマイチでしたけども、ゆっくり見るには良い環境でした。

 

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20190223_スタメン

さて、試合の方ですが、フロンターレは直前のゼロックス杯と全く同じスタメンでしたね。今年はこの布陣がベースということになっていくのでしょうか。個人的には阿部ちゃん・馬渡くんがスタメンで、ベンチにダミアン・マギーニョがいいなぁと期待していたのですが、素直な布陣でした。ゼロックスでの形がうまくはまっていたので、まぁそれは変えないですよね。

 

試合の入りの20分過ぎくらいまでは、フロンターレが保持して、敵陣で回しては回収という形でゲームを動かすことが出来ていましたが、ゼロックスの時とは違って、相手のブロックを崩しあぐねているという状況に見えました。

いつも通りに組み立てを図るフロンターレに対して、出足良くインテンシティも高いプレスで、2列目も連動してうまく当たっていて相当に対策してきたなという印象が強かったです。フロンターレは、遊び球を使いながら敵陣で回すものの、この試合前半に関してはマギーニョの所で高い位置を取れずにいることで、効果的にワイドを使えずに苦戦しているように見えました。

 

対して、FC東京のビルドアップ時には、ボランチ1枚がCBの間に落ちてきて後ろ3枚、両サイドバックはワイドに開いて、フロンターレのFWの後ろにもう1枚のボランチが受けるようにしていまいたが、東と久保君が空いているスペースに効果的に入ってくることもあって、この対策にフロンターレは苦労しているように見えました。

それに加えて、さすがバルセロナという実力を久しぶりに見せつけるように久保君の出来が非常に良かったように見えました。車屋先生が日本人選手にあれだけやられてるのはかなり久しぶりに見た気がします。効果的なカウンターの起点となり、前半だけでも2点くらい、ディエゴと永井に決められててもおかしくなかったですね。前半40分の直接FKは上から見ていて、入ったと思いましたw

フロンターレは苦労する中でもセカンドボールを収める続けることでチャンスも出来ていましたが、最後の局面でパスがずれたり、意図があわなかったりが目立ち、怖い場面はほとんど作れませんでしたね。

 

後半に入ると、9分、12分と立て続けにフロンターレにビッグチャンスが訪れます。

まずは後半9分、橋本の不用意なGKへのバックパスを攻め残っていた憲剛がカットして、ダイレクトでシュートするも林に身体で止められてしまいました。現地では、思わず「交わせ!」って叫んでしまいましたが、選択はダイレクトでしたね。後から映像で見たら林さんが距離を詰めていたせいでシュートコースほぼ消されてましたね。

後半12分にも決定機、こっちも確実に決めておきたかったですね…。

FC東京のプレスがハマらなかった一瞬のスキをついて、奈良ちゃんから、僚太、憲剛とつないで、そこから悠へ憲剛からのスルーパスが綺麗な形で通りました。

ここもまたもや林さんがナイスセーブ。というか、試合を通じて当たっていましたね、敵ながら安定感あるなと思ってしまいました。

 

ちょうど後半10分あたりに、マギーニョに変わって馬渡くんが入りましたが、形としてはこの方がよかったように見えました。少し高い位置でワイドに張ることで、悠が中に入るタイミングでは外から追い越したり良い形で連動とできていたのではないでしょうか。今後もエウソンなき右サイドは、どんな進化を見せてくれるのか楽しみですね。

 

その後も、悠に立て続けにチャンスが訪れますが、いずれも決めきることが出来ませんでした。あとボール1つ分、というクロスや、足先で触られたりと、惜しい場面が続いて、こういうところで決められないと、反撃を食らうもの。

特に後半38分のFC東京の崩しは見事でしたね。東の意表を突いた折り返しに、味方の田川も意表を突かれたのか空振りしてくれて事なきを得ましたが、完全にやられたと思いました。強風のせいもあるのか、思うようにボールを落ち着かせることが出来なくなってからはばたばたしちゃっていましたね。ボランチコンビのプレスのかけ方含めて、次節の修正をどのようにしてくるのか、また1週間楽しみにしたいと思います。

 

ということで、結果はスコアレスドローで決着。

等々力のホーム開幕戦では、7回連続の引き分け…ってことですけど、私がシーチケを買い始めてからの連続記録ですねw

それなら悠様のゴールも見たかったよ…と思いましたが、負けないだけましですかね。

今年も簡単にはいかないぞという戒めと思って、ACL含めてしっかりと取りこぼし内容に引き締め直してほしいと思います。

サポーターとしては、今期はホーム皆勤できるように、しっかりと仕事をこなしてまた週末に備えたいと思います。

 

ファイト!川崎フロンターレ